トップメッセージ
夢のある地域社会の実現に貢献したい
代表取締役社長 岡﨑芳彦
一般的に、企業のあり方として利潤の追求だけを追い求めがちですが、見落としてはいけないのが「地域社会あっての企業」ということです。それは、我々地域密着の地元の住宅会社は、地域の方々からお仕事を頂くことが大半だからです。
当然ですが、企業として会社の存続はもちろん、そこで働くスタッフや職人さん、またはそのご家族の生活を守っていくことも使命としてあります。また、家を建てて頂いた方々にとっても、アフターメンテナンスを含め会社が無くなってしまうとお困りになることでしょう。
ですので、会社として適正な利潤は頂くものの同じ地域で社会活動する地域市民として、地域社会への貢献は当然のことと考えています。
CSR(企業の社会的責任)活動への取り組みとしまして、「映画自主上映会」や「東日本震災避難者支援」など地域の活性や支援活動を継続して行っています。一企業として出来ることは決して大きくはありませんが、これからも「夢のある地域社会の実現に貢献していくこと」に取り組んでいく考えです。
CSR活動への取り組み
映画自主上映会開催
映画「うまれる」上映
命を見つめる4組の夫婦の物語を通して、自分たちが生まれてきた意味や家族の絆、命の大切さ、人との繋がりを考える、ドキュメンタリー映画。
一般劇場では中々上映されない心温まる良質な作品を、当社主催の自主上映会と言う形でご紹介しました。
これまで「うまれる」を初め、4度の上映会で4作品を上映。(「うまれる」「しごとのいみ」「ずっと、いっしょ」「1/4の奇跡」)
また、この上映会では家づくりのOBさんや職人さんご家族、また社会福祉協議会の方々など多くの方にボランティアでご参加頂きました。
震災避難者支援活動
2011年3月11日発生の東日本大震災避難者支援
震災まもなく、被災地に支援物資を届ける活動を開始し、フェイスブックや自社発行折り込み新聞並びに、当社敷地内に看板を立て支援物資を広く募集しました。石岡、小美玉各店舗が支援物資の受け入れ窓口となりました。
全国の経営者仲間と共に、被災地の視察と避難所へ物資を届けました。
日光市内に支援物資を集める中継保管所を設け、経営者仲間やスタッフと共に仕分け作業を行いました。
また、その活動の様子は、”東京新聞”の栃木蘭でも取り上げられました。
ご自身も東北で被災し原発の影響から帰宅困難者になってしまった経営者仲間の玉川氏をお呼びし、避難者の実情と現地の状況をお伝えする為小美玉市にて講演会を開きました。
県立石岡一高にお招き頂き、「東北の被災地の支援活動を通じて」と題して学生の皆さんに活動の紹介と被災地の現状をお伝えしました。
東北の被災地ばかりでなく、意外に身近にも避難されてきた方々が多くいます。その方々へも、支援物資をお届けしています。
しかしながら、個人情報保護の問題やご本人が避難されてきた事を伏せている方もいらっしゃいますので、社会福祉協議会を通じて物資をお届け頂いております。
新聞折り込み広告や担当していたFMラジオ番組にて、支援の呼び掛けも発信してきました。避難者の方の言葉で印象的だったのが「忘れ去られるのが一番辛い」とおっしゃっていたことです。
お預かりした支援金は、支援物資の購入費に充てさせて頂いております。また、被災地の活性化に少しでもお役に立てればと言う想いで、支援物資は毎回現地の商店で購入する様にしています。
家づくりのOB様や職人さんからも活動にご賛同頂き、継続して支援にご協力を頂いております。また、遠方の方からも支援金をお振込み頂きお預かりしております。
そして、これまでの活動に対し、厚生労働大臣から感謝状、小美玉市社会福祉協議会より表彰状を頂きました。こちらは、会社が代表して頂いた形になりますが、ご支援頂いた皆様全てが受賞の対象者と受け止めております。